花火大会前に知っておきたい!スマホで花火写真をキレイに撮る5つのコツ

夏といえば、花火大会!
毎年、夏に花火大会へ行くと、みんなこぞって花火の写真を撮っているのを見かけます。
打ち上げ花火の写真を撮るのは難しいですが、少しコツを抑えるだけで花火はとてもキレイに撮影することができます。今回はスマホでできる、キレイな花火の撮影方法をご紹介します。

コツ1:まずは【場所取り】が大切!
花火を撮影するのに最も重要なのは【場所取り】です。
できれば、風上から花火が打ち上がるのを見るようにするのがベスト。風下で花火が上がったあとの煙が自分の方向に流れてくると、その後の写真の写りにも影響してしまいます。
また、花火の燃えカスが落ちてきやすいのも風下が多いそうなので、花火を至近距離で見ることに心配性な方も、風上に居場所を確保しておくのはオススメ。
何より、良い場所で撮影できるということは、肉眼でもキレイに花火を見られるはずなので一石二鳥です。
コツ2:【カメラ設定】を少しだけ変えよう!
打ち上げ花火をキレイに撮影するために、【カメラの二つの機能をオフ】にします。
まず、カメラのフラッシュは確実にオフにしましょう。フラッシュは花火まで光が届かないので使用しても意味がありません。また、電池の消耗も激しいので、スマホだと途中で充電が切れてしまう可能性もあるのです。
次に、HDRという機能もオフにしましょう。HDRは光によるコントラストの弱い被写体を撮影するのには便利な機能ですが、明るい被写体や動きのある被写体を撮影する際には不利になってしまします。
コツ3:【ズーム機能は使わない】
花火がどこから上がってもすぐに対応できるように、なるべくズームはせず、カメラに写る空(画角)は広めに構えておきましょう。
撮影後にトリミングでサイズ調整できますし、今のスマートフォンは多少トリミングをしても画質が荒れにくい画素数が備わっているので、大きな心配はしなくても大丈夫ですよ。
コツ4:【夜景・花火モード】を使用する
Android端末やデジタルカメラの場合、夜景モードや花火モードなどが備わっている場合があります。
その設定ができる場合は迷わず使ってみましょう。明るさや色味などの調整をカメラ側で自動調整してくれるので、シャッターを切るだけでキレイな写真が撮れるはずです。
ただ、夜景モードはフラッシュが強制発光モードに切り替わる場合がありますので、その際はフラッシュの設定をオフにすることを忘れずに!
コツ5:【手ブレを防止】する、ちょっとした工夫を!
手ブレ防止のためには三脚が一番ですが、簡単にできる工夫があります。
シャッターを、使用しているスマホのサイドに付いているボタン(音量調整ボタンのことが多い)か、イヤフォンの音楽再生ボタン等で切りましょう。画面のシャッターボタンをタップするよりもずっと手ブレが防止できます。
連写機能を使って、その中からキレイな写真を選んでもよいと思います。打ち上がるタイミングが分かっている場合にはタイマーを使用して撮影するのもオススメ!
花火の撮影ははじめが肝心
花火大会で花火が打ち上がりはじめると、最後までノンストップで上がり続けます。
そのため、風や空気の状態によって、先に上がった花火の煙が後から打ち上げた花火にうっすら残ってしまったり、煙に花火の光が反射してボヤけたりしてしまうこともしばしば。
まだ煙が少ない、打ち上げはじめの数発は、なんとしても撮っておきたいところです。
最後に
今回紹介したすべてに気をつけなくても、いくつかのコツを頭の片隅に置いておくだけでキレイな花火の写真が撮れる手助けになると思います。ぜひ、試してみて下さいね!
僕がこんなこと言うのも何ですが、花火は画面越しに見るよりも肉眼で見るのが1番キレイです。
思い出を写真に残すのも素敵ですが、その時にしか味わえない雰囲気も大切にしてくださいね。
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