「梅雨だる」の原因と対策は?梅雨の体調不良に効く5つの方法!

梅雨になると、だるさや頭痛、肩こり、やる気の低下に悩まされる人が増えます。
梅雨による心身の不調は「梅雨だる」と呼ばれ、全体の60~80%の人が調子を崩すそうです。
大人女子にとっても、梅雨は大敵!そこで、「梅雨だる」を撃退し、心身ともに上向きに過ごす5つの方法をご紹介します!

不調の原因1:低気圧
梅雨の体調不良の原因は低気圧。気圧が低くなると、炎症物質である「ヒスタミン」の分泌が増えます。
このヒスタミンが、さまざまな体調不良を引き起こすのです。
【ヒスタミンが増えた症状の例】
・血圧の低下
・むくみ
・頭痛
・肩こり
・腰痛
・自律神経の乱れ
ヒスタミンには血管を拡張させたり、細胞を膨張させたりする働きがあるので、体の不調が出やすくなります。また、炎症を起こし、痛みを感じやすくさせます。
不調の原因2:湿邪(しつじゃ)
「湿邪」は東洋医学で、体に湿(=水分)が溜まるために起きる体調不良です。
梅雨どきは湿度が高いので、水分や老廃物が溜まりやすく、頭痛やむくみが起こりやすくなります。
≪梅雨だる対策1≫うつ:朝・昼も電気をつける!
どんよりした天気が続くと、自律神経の働きが悪くなり、体は朝と夜の切り替えがうまくできなくなります。
気分がふさぎこんだりやる気がなくなったり、うつ状態にもなりやすくなります。
曇りや雨で暗いときは、朝起きたとき、部屋を明るくするのが効果的。カーテンを開けるのはもちろん、暗いときは電気をつけましょう。
明るい光を浴びることで、体に朝が来たことを教えて体内時計をリセットします。
特に、気分が落ち込んでいるときにおすすめの方法です。
≪梅雨だる対策2≫頭痛:微糖のコーヒー
最近、いろいろなテレビ番組で梅雨どきの片頭痛対策を紹介していますが、特に注目されているのが微糖のコーヒーを飲むこと。
コーヒーのカフェインには血管を収縮する働きがあるので、拡張した血管を抑えてくれます。
さらに、なぜ微糖かというと、少量の糖分を摂ることで血糖値が安定して、さらに効果が期待できるからです。
「カフェイン+微糖のW効果」で片頭痛を予防してくれます。
テレビ番組「サタデープラス」にスーパードクターとして登場した東京女子医科大学脳神経外科の清水俊彦先生は、午後3時に微糖の缶コーヒーを飲むことをすすめていましたよ。
≪梅雨だる対策3≫むくみ:朝スイカ
スイカの美容効果が注目されています。抗酸化作用のある「リコピン」がトマトの1.5倍もあり、アンチエイジング効果が期待されるフルーツです。
さらに、スイカには「シトルリン」という利尿作用のある物質が含まれ、余分な水分や老廃物を排出するので、むくみを予防してくれます。
シトルリンには片頭痛を予防する効果もあるので、アンチエイジング・むくみ防止・片頭痛予防とまさに一石三鳥!
スーパードクターの清水先生によると、朝に3~4切れ食べるのがいいとか。シトルリンは皮の近くに多く含まれているので、皮ぎりぎりまで食べることがポイントとのことです。
≪梅雨だる対策4≫冷え:お風呂
梅雨の体調不良を防ぐには、血液のめぐりを良くすることがポイント。
そのため、お風呂はとても効果的です。汗をかくことで、余分な水分と老廃物が排出するので、むくみが改善し、お疲れぎみのお肌もつやつやになります。
肩や首がこっているときは、蒸しタオルを当てて温めてあげましょう。
≪梅雨だる対策5≫だるさ:軽い運動
だるいときこそ体を動かすことを心がけましょう。おすすめはストレッチやウォーキングですが、だるくてそんな気分になれないときは、なるべく階段を使ったり、いつもより長い距離を歩いたり、できることからはじめましょう。
同じリズムを反復する運動は、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の分泌を良くするので、だるいときややる気のないときにおすすめ。
「歩く」「階段の昇り降り」「スクワット」のほか、腹式呼吸や咀嚼でも効果があります。いちばん簡単にできるのは、ガムを噛むこと。ぜひ試してくださいね。
◆次に読みたいおすすめコラム◆
・ストレスを撃退!!会社でも食べられる「太らなくてキレイになれるおやつ」はこの3つ!
・お疲れ女子に警報!その疲れとだるさ、“うつ”かもしれません!
・美人は知っていた?!一度は試したい!ホットヨガの驚きの美容効果