おかゆは「食べる美容液」？！美肌をつくるおかゆパワーに注目！！ | 大人女子のホンネ＆ライフスタイル「モコモコ」大人女子のホンネ＆ライフスタイル「モコモコ」

あなたは、1月7日に七草粥を食べますか？
食べる人も食べない人も、注目したいのが「おかゆの美容パワー」です。

主食をごはんからおかゆに変えただけで、お肌がもちもち＆ぷるぷるになったという大人女子がたくさん！
キレイの新習慣に、おかゆを取り入れてみませんか？

七草粥を食べることに意味はあるの？

1月7日の朝に食べる七草粥。スーパーでも七草粥セットが売られているので、手間をかけずに食べられるようになりましたね。

1月7日に七草粥を食べる風習は、もともとは中国から伝わったものですが、江戸時代には「今年も家族が元気で暮らせますように」と無病息災を願っていただく日本の行事として広がりました。

七草はもともと薬草だった！

七草の種類は、時代や地域によって変わってきましたが、現在は「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」が一般的。「春の七草」といわれていますね。

七草は、春にいち早く芽吹ことから邪気を払うといわれています。古くは薬草として使われてきたように、それぞれが体にいい影響を及ぼすパワーを持っています。

一例をあげてみましょう。

●セリ→鉄分と食物繊維を含んでいるので、貧血や便秘を改善。
●ナズナ→利尿作用や便秘解消の効果があり、むくみを改善。
●スズナ・スズシロ→アミラーゼとジアスターゼが消化を促進。

このように七草粥は、年末年始で暴飲暴食をした胃腸にやさしく働きかけてくれるのです。

おかゆは「食べる美容液」！驚きの美肌効果

七草粥を食べない人にも、ぜひ注目してほしいのが「おかゆ」の美容パワー。

おかゆといえば病気のときに食べるイメージですが、キレイになるために日常生活に取り入れたい食のスタイルなのです。

仏教の教えで、おかゆは古くから10つの効能による「十徳」があるといわれています。

＜おかゆの十得＞

1.「色」顔色をよくして、肌をつややかにする。
2.「力」体力・汽力をつける。
3.「寿」寿命を延ばす。
4.「楽」胃にやさしく体を楽にする。
5.「詩清弁」話し方が流暢になる。
6.「宿便を除く」胸焼けや胃もたれがしない。
7.「風除」風邪をひかない。
8.「飢消」空腹を満たす。
9.「渇消」喉の渇きを癒す。
10.「大小便調適」便通を整える。

肌の色とつやをきれいにし、便秘を予防してくれるなんて、おかゆには大人女子に嬉しい効能があるのです！

「おかゆ＝美肌」の秘訣はたっぷりの水分にあった！

おかゆはたっぷりの水分を含んでいます。

実は、お水だけ飲んでも大腸には飲んだ量の10分の1程度しか届かないってご存知ですか？

その点、おかゆならお米と一緒にたっぷりの水分を大腸に届けてくれます。

デトックス効果で腸内の汚れが排出され、さらに体に水分が行き渡っているので、お肌がぷるぷるになるのです。

さらに、体が温まるので代謝がアップし、肌のつやもよくなります。

消化のよさが体のストレスをやわらげる！

おかゆの特徴のひとつに消化がいいことがあります。

食べすぎや飲みすぎ、ストレスなどでお疲れ気味の内臓を休ませてあげることで、体と肌のストレスがやわらぎます。さらに、たっぷりの水分で便秘も解消できます。

主食をおかゆにするだけでダイエットになる！

ごはんをおかゆに変えるだけで、簡単にカロリーダウンができます。
夕食が遅い時間になったときはおかゆを主食にして、胃腸の負担を減らしましょう。

また、午前中すっきりしない人は、朝ごはんをおかゆにするのがおすすめ。おかゆは吸収がいいので、炭水化物が素早くエネルギー源になってくれ、頭がシャキッとしますよ。

おかゆは生米からつくるのが基本！

おかゆは生米からつくるのが基本。炊いたお米からつくるのは雑炊です。

ちょっと面倒かもしれませんが、生米からつくったほうが水分をたっぷり含んだとろとろのおかゆができ、しかもお米の甘さも感じられます。

基本は「米1：水10」の割合です。

おかゆを食生活に取り入れて、キレイの新習慣をはじめませんか？