五郎丸選手のすごさもまるわかり!?ラグビーを100倍楽しむ方法!!

日本中を大熱狂させたラグビー日本代表!
なかでも五郎丸選手の人気は勢いを増すばかり。
でも、ワールドカップは終わっちゃったし……と思っているあなた!お楽しみはこれからです。
11月13日からジャパンラグビートップリーグが開幕します。
そこで、ラグビーを100倍楽しめるように、これだけは覚えておきたい最低限のルールをお伝えします。
まずは、ラグビー基本中の基本を覚えよう
ワールドカップで初めてラグビーを観たけど、ルールが全然わからない。そんな声をよく聞きます。
ルールがわからなくても大丈夫!ちょっとしたポイントを覚えるだけで、ラグビー観戦は俄然おもしろくなります。
ラグビーは1チーム15人。7名の交代が認められているので、最多で22人のメンバーになります。
試合時間は、前半・後半それぞれ40分ずつのトータルで80分。前半と後半のあいだにはハーフタイムがあります。
サッカーと同じように選手の交代や負傷でプレーが止まった分は、ロスタイムとして試合時間にプラスされます。
ラグビーは陣取りゲーム!
ラグビーはひとことで言うと「陣取りゲーム」。ボールを持って攻め込み、ボールを相手陣地(=インゴール)の地面に付ければOK。それが「トライ」です。
ちなみに、トライにはもう1種類あります。それが「ペナルティトライ」。相手の反則がなければトライできていたと審判が判断した場合です。
サッカーのペナルティキックのようなものですが、サッカーはペナルティキックを決めると得点が入りますが、ラグビーだと審判の判断だけで無条件で得点が入ります。
トライの得点はどちらも5点です。
ボールの扱い方は3種類!
ラグビーはひとつのボールを巡って攻防を繰り広げ、相手の陣地に攻め込むスポーツ。
ボールの扱い方は「持って走る」「手で放る(パスする)」「足で蹴る(キックする)」の3つです。
サッカーの場合、ボールを手でさわってはいけませんが、ラグビーは体のどこにボールがふれてもOKです。
ただし、そのなかでもルールがあります。
●ボールを前に投げてはいけない=スローフォワード
ラグビーでは、ボールを前に投げる行為が禁止されています。そのため、味方選手にパスするときは、後ろか横でなければなりません。
ボールを前に投げる反則をスローフォワードといいます。
●ボールを前に落としてはいけない=ノックオン
ワールドカップをテレビ観戦した人なら「ノックオンです!」という実況の声を何度も耳にしたでしょう。ノックオンは、ボールを前に落とす行為。パスされたときについポロッと前に落としてしまう光景を見ますが、それは反則行為です。
●前に蹴るのはOK!
ボールを前に投げたり落としたりするのは反則ですが、前に蹴るのはOKです。
●倒されたらボールを放さなくてはいけない=ノットリリースザボール
ラグビーはボールを保持するのが命!でも、ボールを持っている選手がタックルされて倒れたときは、ボールを放さなくてはいけません。倒れてもボールを抱えているのはノットリリースザボールという反則行為です。
ゴールキックでも得点が得られる!
トライとペナルティトライ以外に、キックで得点を得ることができます。
お互いの陣地にはHの形をしたポールがありますね。2本ある縦の棒がゴールポストで、横の棒がクロスバー。キックしたボールが「縦の棒のあいだ+横の棒の上」を通ると得点が入ります。これがゴールキックです。
ゴールキックには3種類あります。
●コンバージョンゴール
トライを決めると与えられるゴールキックのチャンスです。キックする地点は、トライした地点の延長線上になるため、なるべくゴールポストに近い場所にトライするのが鉄則。得点は2点なので、成功するとトライと合わせて7点入ります。
●ペナルティゴール
相手チームの反則により与えられます。反則があった位置からキックします。得点は3点。五郎丸選手のボールを蹴る前の独特のポーズが印象的ですね。
●ドロップゴール
ドロップキックは、ボールを地面に落とし、跳ね返ったところを蹴ることをいいます。プレー中にドロップキックでゴールを決めると3得点になります。
ジャパンラグビートップリーグで熱くなろう!
ほかにも細かいルールはいろいろありますが、一度にすべてを覚える必要はありません。観戦しているうちに自然と覚えていくでしょう。
11月13日には、たくさんの日本代表選手が見られるジャパンラグビートップリーグが開催!サッカーでいうとJ1リーグのようなものですね。
16チームによるリーグ戦で、大人気の五郎丸選手が所属するのは、ヤマハ発動機ジュビロ。おもしろトークで人気の畠山選手は、サントリーのサンゴリアス。ちなみに畠山選手は「生まれ変われるなら五郎丸になりたい」と言っていますよ。
ジャパンラグビートップリーグは、迫力あるラグビーを生で観られるチャンス!デートにもおすすめです。
東京北青山の秩父宮ラグビー場や東大阪市の花園ラグビー場など全国各地で試合が行われます。
寒い時期ですが、ラグビー観戦で熱くなれそうですね!