シルバーウィークは「虫刺され」に注意!虫に刺されない方法は?

アウトドア派には最高の季節がやってきました!
シルバーウィークは、山や海、高原などに出かけて自然を満喫する人も多いですよね。
そんなとき、気をつけたいのが虫刺され。「たかが虫刺され」と油断するのは禁物。
重症になると死に至ることもあるので、しっかりと予防・対策をしましょう!
行楽シーズンの秋こそ、虫刺されに注意!
この夏、蚊に刺されてカユイ思いをした人も多いのでは?
夏が終わって、やれやれと安心してはいけません。むしろ、暑さのピークが過ぎてからのほうが、野外で過ごすことが多いため、虫刺されに気をつけなくてはなりません。
カやアブなどほとんどの虫刺されは自然に治りますが、なかには皮膚にしこりが残ったり、最悪の場合、死に至るケースもあります。
最恐のスズメバチ!刺激しないことがいちばん
特に気をつけたいのがスズメバチ。市街地でもよく見かけますよね。スズメバチは、公園や庭の木、家の軒下などに巣を作ります。刺激を与えないようにしましょう。
スズメバチにも種類があります。4~5センチもある恐怖のオオスズメバチや、よく見るキイロスズメバチなら、ぱっと見て危険だとわかりますが、1~2センチしかなく色も黒いクロスズメバチはハエにまちがえることもあるので注意が必要。
スズメバチには近づかないのがいちばん。出くわしてしまったら、姿勢を低くして、静かにその場を去りましょう。手で振り払ったり大声を出したりして、刺激してはいけません。
バーベキューはスズメバチを呼ぶ!?
スズメバチは肉や魚に寄ってきます。特に気をつけたいのが生肉。幼虫の餌にしようと集まってくるので、バーベキューをするときは食材を蓋のついたクーラーボックスなどに保管しましょう。
また、ジュースなどの甘い飲み物にも寄ってきます。ジュースを飲もうとしたら缶のなかにいた!ということもあるので気をつけて。
怖いショック症状!ハチに刺されたらどうする!?
ハチに刺されると、激しい痛みがあります。怖いのは「アナフィラキシーショック」というショック症状。
呼吸困難などを引き起こし、最悪の場合、死に至ることも……。喉がふさがった感覚や、顔の腫れなどが出たら、すぐに病院に行くこと。特に、過去に刺されたことがある人は要注意です。
秋も蚊は血を求めて飛んでいる!
夏の風物詩ともいえる蚊ですが、秋も吸血活動は活発。蚊にも種類があり、日中に活動するもの、夜間に活動するものがいます。
湿原や湿地帯にいるハマダラ蚊は夜間に活発になり、薄手の洋服の上からでも刺します。長袖だからといって安心はできません。
夜の湿原に行くときは、洋服の上から防虫スプレーをするのがおすすめです。
マダニは無理に引き剥がすのはNG!
山林で気をつけたいのがマダニ。ピークは過ぎましたが、感染症のリスクがあります。肌を出す洋服は避けましょう。
もし、刺されてしまったときは、無理に引き剥がしてはダメ!食い込んだ口が肌に残ってしまう可能性があります。病院で処置してもらいましょう。
集団で襲いかかるアブ!
アブも洋服の上から刺してくることがあります。しかも、集団で襲ってくる場合があるので気をつけたいもの。アブは車のタイヤや排ガスに集まる性質があります。
アレルギー体質の人は特に気をつけて!
アトピーなどのアレルギーがある人は、ショック症状が出たり、腫れが悪化する場合があります。虫に刺されたときは症状をしっかり観察しましょう。
【こんな症状が出たら病院へ】
●呼吸困難
●胸の痛み
●喉がふさがる感じ
●顔、舌や唇の腫れ
●嘔吐
●めまい
●動悸