秋美白の準備は万全?お肌の夏バテをいますぐ消去!

夏は、お肌に深刻なダメージを与えます。紫外線対策や美白をがんばっていたつもりでも、気がついたら「日焼けしてる!」「シミができた!」なんてこともありますよね。
美白というと夏のイメージですが、実は夏のピークが過ぎてからのケアが大切なのです。
そのお肌、夏バテの後遺症かも…
秋のお肌には夏バテの後遺症がいっぱい!
紫外線、高温多湿、冷房による乾燥など、過酷な夏を過ごした肌に一気にダメージが現れるのが秋。いわば、夏バテの後遺症といったお疲れ肌になっています。
当てはまる症状はありませんか?
□肌がくすんでいる
□肌がごわごわする
□肌が乾燥している
□シミができている
□化粧のりが悪い
□毛穴が目立つ
上記の肌症状は、夏のダメージのせいで肌のターンオーバーが乱れことが原因だと考えられます。ターンオーバーは肌の新陳代謝なので、乱れるとシミやくすみ、乾燥、ごわつきなどさまざまなトラブルが発生します。
ターンオーバーの乱れがお疲れ肌を呼ぶ!
肌のターンオーバーとは、肌の奥で生まれた細胞が表面に押し上げられていき、やがて角化細胞となり、最終的には垢となって剥がれ落ちること。つまり、細胞の生まれ変わりのことをいいます。
ところが、紫外線、ストレス、睡眠不足などさまざまな原因によってターンオーバーのサイクルが狂います。
夏の終わりから秋にかけてのお肌をさわると、ごわごわしていたり、ざらつきを感じたりすることがありますよね。これはターンオーバーの乱れによって、本来は剥がれ落ちるべき角質が残っているからです。
そして、ターンオーバーが正常に働かないと、メラニンがうまく排出されないので、シミが残りやすく、肌の色はくすみがちになります。
いますぐ始めたい3つのお手入れ
「肌は季節を追いかける」といわれています。つまり夏のダメージが肌に本格的に現れるのは、夏が過ぎてからです。
「夏のあいだは美白化粧品を使っていたから大丈夫」と安心してはいけません。肌のメラニンが最も多いのは夏ではなく、実は9月!この時期のお手入れが、シミのない美肌にとって大切なのです。
それでは、いま始めるべきお手入れのポイントを3つご紹介しましょう。
ポイント1:角質ケア
肌のターンオーバーが乱れ、余分な角質が肌に残りがちな季節です。角質が残っていると、どんなにいい化粧品を使っても肌のなかに入っていきません。まずは、古い角質を除去することから始めましょう。
簡単なのがピーリング。ピーリング石鹸やピーリングジェルをお手入れにプラスするのがおすすめ。ただし、やりすぎはNG。肌バリアを低下させてしまいます。特に初めてピーリングをする人は、刺激の少ないものを選び、頻度も少なめにしましょう。
ポイント2:保湿
過酷な夏を過ごした肌は、想像以上に水分が不足しています。肌の水分量が落ちると、バリア機能が低下し、シミやシワができやすくなります。
高保湿の化粧品を使ったり、パックやマスクといったスペシャルケアをプラスすることで、お肌をたっぷりのうるおいで満たすように意識しましょう。化粧水を二度づけするだけでも効果があります。
ポイント3:美白
シミはできる前にケアするのが鉄則!夏のピークが過ぎ、紫外線が落ち着いてきた頃に美白ケアを始めると効果的です。化粧品を美白ラインに変えたり、美白効果のある美容液やシートマスクをお手入れにプラスするのがいいでしょう。
また、内側からのケアも大切。シミ予防に効果的とされているのがビタミンCです。
【ビタミンCを多く含む食べ物】
●野菜~パプリカ、ブロッコリー、芽キャベツ、ほうれん草
●果物~キウイフルーツ、柿、イチゴ、オレンジ、グレープフルーツ
美白の敵・ソラレンに気をつけて!
美白に効果的な成分もあれば、邪魔する成分もあります。気をつけたいのがソラレン。紫外線を吸収しやすい特性があり、シミやくすみの原因になる物質で、キュウリ、キウイフルーツ、オレンジ、グレープフルーツなどに多く含まれています。
ここで矛盾!キウイフルーツやオレンジ、グレープフルーツにはビタミンCがたっぷり含まれているので美白に効果的なはず。それなのに、シミができやすくなる?
ソラレンの作用は2時間後をピークに、数時間で消えます。ですから、朝出かける前に食べるのではなく、夜に食べるようにしましょう。
朝食に安心して食べられるのがトマト。ソラレンが少なめなうえ、トマトに含まれているリコピンには強力な抗酸化作用があり、メラニン色素の生成を促す活性酸素を除去するため、美白・美肌の効果が絶大といわれています。