
新生活に向けて、賃貸物件を探している大人女子もいるでしょう。
おすすめ物件は早い者勝ち!スタートダッシュに出遅れた人は、苦戦しているかもしれませんね。
だからといって、焦って決めるとのちのち後悔することになります。賃貸物件を探すときは、段取りよく、計画的に行動するのが鉄則!!
そこで、効率的に良い物件を探すためのポイントをご紹介します。
(手順5に後悔しない内見チェックリストもありますよ!)

手順1.予算を決める
まずは予算を決めましょう。
経験者なら知っていると思いますが、賃貸物件を借りるときはかなりのお金がかかるもの。
予算は2つに分けて考えましょう。
(1)引越にかかる費用
賃貸物件を借りるときにかかる費用には、次のようなものがあります。
・敷金(家賃の1~2ヵ月分程度)
・礼金(家賃の1~2ヵ月分程度)
・仲介手数料(家賃の1ヵ月分)
・日割家賃(月の途中で入居する場合)
・翌月の家賃
・火災保険料
・鍵の交換費用 など
地域によって大きく変わってきますが、だいたい家賃の3~6ヵ月分かかると考えておくといいでしょう。
最近では、敷金・礼金なし物件が増えてきていますが、お得だと簡単に飛びつくのは禁物!
なかには掘り出し物件もありますが、ほとんどがあまり人気のない物件です。
また、入居時にお金がかからなくても、その分、退出時にかかることがあるので、よく確認しましょう。
(2)毎月の家賃
一般的に「家賃は給料の3分の1まで」といわれていますが、これは上限ギリギリ。3分の1だと、生活に余裕を持つことはできません。
できれば、4分の1程度に抑えるのが賢明です。
手順2.希望条件を決める
予算が決まったら、希望条件を決めましょう。
基本はこの3つです。
・住みたいエリア・沿線
・駅からの距離
・間取り
そのほか、2階以上、バス・トイレ別、オートロックなど希望を書き出していきましょう。
ただし、希望がすべて叶う物件を見つけるのは不可能かも。
絶対譲れない条件と、できれば条件を区別するといいでしょう。優先順位をつけるのがおすすめです。
手順3.まずはネットで下調べ
住みたいエリアと条件が決まったら、まずはネットで家賃の相場をチェックします。
もし内見したい物件が出てきたら、不動産業者にメールで確認するのもアリ。
ただ、ネットに出ている情報はすでに契約済みになっているケースも多いので、あまり期待しないほうがいいかも。
不動産業者に希望条件を伝えてメールで物件情報を送ってもらう方法もありますが、年度末のこの時期はどの不動産業者も大忙し。メールだと後回しにされてしまいがち。
それに、おすすめ物件は早い者勝ちなので、メールを待つより来店したほうが良い物件に巡り合えます。
手順4.地元の不動産業者をまわる
物件探しは、地元の不動産業者をまわるのが鉄則。思わぬ掘り出し物件を持っているところもあります。
気に入った物件があれば、内見をしましょう。3~8件ほどの物件を内見する人が多いようです。
不動産業者のなかには、おすすめ度の低い物件から見せるところもあるので、一件目で即決するのはNGです。
また、不動産業者も1軒だけではなく、複数まわるのがおすすめです。
手順5.後悔しない内見のチェックポイント
部屋の内見のチェックポイントです。
(印刷して内見に持って行くと便利ですよ!)
□収納
□日当たり
□騒音
□洗濯を干す場所
□スマホの電波環境
□コンセントの位置
□洗濯機・冷蔵庫の置き場所
あらかじめ家具や家電のサイズを測ってメモしておき、内見するときはメジャーを持参するといいでしょう。
そのほか、こだわりのある方は、エアコンや照明などの設備、キッチンの使い勝手、お風呂(追い炊き機能)などのチェックも忘れずに。
建物全体のチェックポイントです。
□共用部分
□ゴミ置き場
□住人
□防犯カメラ
アパートやマンションの場合、建物全体をチェックすることが大切です。
玄関や廊下などの共用部分が汚れていると、管理が行き届いていない証拠。ゴミ置き場が汚れていると、ゴミ出しのルールを守らない人がいるということ。
住民トラブルを避けるためにも、どんな人が住んでいるのかも知っておきたいものです。
オートロックや防犯カメラなど、安全面のチェックも忘れずに。
手順6.いわくつき!?事故物件を避ける方法
いい条件なのに、相場よりもかなり安い物件に出会うこともあります。
そんなときは、少し疑ってかかるほうが賢明かも。不動産業者に「安い理由はなんですか?」と聞いてみましょう。
もしかすると、事故物件の可能性もあります。
部屋で自殺や殺人などがあった場合、「告知義務」といって不動産業者はその説明をしなくてはなりません。でも、事故の次の入居者には説明が必要ですが、その次の入居者に説明する必要はないのです。
さらに、事故から2年以上たった場合、告知の必要がないという裁判の結果もあります。
事故物件は絶対にイヤ!霊感が強い!という人に人気なのが、大島てるさんの「事故物件公示サイト」。全国の事故物件が掲載されているので、チェックしてみてはいかがですか。
手順7.契約前に安全面をもう一度チェック
契約前に、もう一度内見するのがおすすめです。
昼と夜、また平日と休日では、住環境ががらりと変わることがあります。
昼は静かだったのに、夜は騒音が聞こえたりすることも珍しくありません。できれば、時間帯や曜日を変えて、2回内見すると安心です。
また、夜間の帰り道のチェックも忘れずに。人通りはあるか、明るい道か、暗がりはないかなど、実際に歩いてみましょう。
その際、最寄り駅からの途中にコンビニやお弁当屋さん、クリーニング店などがあるかどうかもチェックしましょう。特に、近所にコンビニがあると便利です。
大人女子の物件選びは、安全・安心が一番!
何よりセキュリティを重視することをおすすめします。
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