2016年夏、水不足の危機!!断水の可能性は?いますぐ始めたい7つの対策

この夏、首都圏の水不足が心配されています。
利根川上流のダムの貯水量が例年の6割程度しかなく、この先もまとまった雨が降る可能性は低いといわれています。
このまま水不足が深刻化すれば、東京でも取水制限や給水制限が起こるかもしれません。
水不足のこの夏、私たちはどう備えればいいのかまとめてみました。

このまま水不足が進めば、いったいどうなる!?
「関東の水がめ」と呼ばれる利根川上流のダムの貯水量が、いつもの年の6割程度しかなく、猛暑のこの夏、深刻な水不足が心配されています。
渇水になったときの措置には3つの段階があります。
第1段階:取水制限
水不足のとき最初に行う制限で、河川から取る水の量を減らす方法です。
私たちの生活にはほとんど影響ありませんが、公園の噴水や水道が止められたリ、工業用水や農業用水に影響が出ることがあります。
取水制限をしても水不足が解消されないときは、給水制限に入ります。給水制限になると、私たちの生活に影響が出るので、このときから節水を心がけたいものです。
第2段階:減圧給水(給水制限)
給水制限で最初に行われるのが減圧給水。水道の圧力が下げられるため、水の出が悪くなります。
一般家庭ではそれほど影響を感じないかもしれませんが、水をたくさん使う仕事をしている人にとっては死活問題。
例えば、プールや銭湯、健康ランド。また、美容室やクリーニング店も営業時間を短くするほか臨時休業になるところも出てきそうです。
第3段階:時間給水(給水制限)
いわゆる「断水」です。決められた時間、水が出なくなります。
ダムの貯水量が少なくなるほど、断水の時間が長くなるので事前の備えが必要です。
対策1:基本は、節水を意識すること!
自分ひとりが節水しても効果はないように思うかもしれませんが、それは大まちがい!
ひとりひとりが節水を意識することで、断水にならずに済むかもしれないのです。まずは、小さなことから始めましょう。
◆節約にも!カンタン節水方法♪
・シャワーや歯磨き、食器洗いのときに水をこまめに止める
・洗濯はまとめて洗い、すすぎは1回にする
・トイレの大小レバーを使い分ける
・お風呂の残り湯を再利用する
対策2:飲料水をストックしておく!
猛暑に水が飲めないのは命にかかわる問題です。
品不足になっていないいまのうちから飲み水をストックしておきましょう。最低でも1日3リットルを1週間分はストックしておきたいもの。できれば、もう少し余裕があると安心です。
ウォーターサーバーの導入を考えている人は、この機会に検討するのもいいかもしれません。
対策3:水を貯めておく!
飲料水のほかに、トイレを流すときのためにも水を貯めておきましょう。お風呂に水を張っておくのもOKです。
対策4:ウェットティッシュを用意する!
ウェットティッシュは手を拭くときに便利です。除菌タイプのウェットティッシュを用意するといいでしょう。
対策5:給水タンクを用意する!
断水が長引いたときのために、給水タンクや空のペットボトルを用意しておきましょう。折りたたみできる給水タンクがかさばらなくて便利です。
対策6:冷凍食品を用意する!
断水時には当然、料理ができません。断水の時間帯は予告されるので、それまでに食事を済ませるのが鉄則ですが、冷凍食品やビスケットなどを用意しておくと安心です。
対策7:割りばしや紙皿を用意する!
暑い夏は、汚れた食器を放置しておくとにおいや虫が気になります。
洗わなくてもいい紙皿や紙コップ、割りばしを用意しておきましょう。
断水が始まってから準備しようとしても、品不足になって手に入らない可能性があります。いまのうちから備えておくのが安心です。
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