【父の日特集】「父の日」に隠された悲しい秘話と「父の日」の切ない現実!!

今年の6月19日は「父の日」です。
以前こちらのコラムで「母の日」の由来についてご紹介しましたが、「父の日」にもきちんとした由来があるんですよ!
そこで父の日特集として、ある家族の悲しい秘話と、プレゼントの予算のアンケート結果をお届けします。
「父の日」は「母の日」のおまけじゃない!
「父の日」は6月の第3日曜日で、2016年は6月19日です。
ところで、「母の日があるから、おまけで父の日を作ったんでしょ?」と勘違いしている人がいるようです。
「父の日」にも、「母の日」と同じように家族の感動秘話があるのです。
再婚もせず、6人の子供を育てたお父さん
「父の日」は、「母の日」と同じくアメリカで誕生しました。
ワシントン州に住むドットさんという女性が提唱したのがはじまりです。
ドットさんの父親は軍人でした。当時は南北戦争の時代で、父親は軍隊に招集され、そのあいだ母親がドットさんたち6人きょうだいをひとりで育てました。やがて戦争が終わり、父親が帰還したのも束の間、母親は亡くなってしまいました。
その後、父親は再婚することなく、6人の子供を男手ひとつで育てあげ、子供たちが成人するのを見届けるようにして亡くなったのです。
ちょうど「母の日」が認知されはじめた頃でした。
父親を愛し、尊敬していたドットさんは「母の日があるなら、父の日もあるべきだ」と提唱し、1972年にアメリカの正式な記念日になったのです。
父の日のイメージカラーは黄色!
「母の日」のカーネーション同様、「父の日」にも定番の花があります。
その花は……バラ!
ですが、カーネーションほど知られていないようですね。
ドットさんが父親の墓前に白いバラを供えたのが由来ですが、日本では「日本ファーザーズ・デイ委員会」が黄色を提唱したことから、黄色のバラを贈るようになりました。
でも、黄色のバラの花言葉は「友愛」「献身」などもありますが、「嫉妬」「薄れる愛」などふさわしくないものも……。
そこで、同じ黄色でも「あこがれ」「崇拝」「あなたは素晴らしい」という花言葉のひまわりを贈る人が増えています。
悲報!お父さんへの風は冷たい! ?
ところで、みんなは「父の日」のプレゼントにどのくらいの予算をかけているのでしょう。
日頃がんばってくれているお父さんだから、5000円? いや、奮発して1万円?
ところが、アンケート調査から悲しい現実が明らかになりました。
■今年の父の日は、いくらくらいの予算でプレゼントをする予定ですか。
なんと半数以上の人が「あげる予定はない」ことが判明!
あげる人も、1000円~5000円がほとんどで、5000円以上のプレゼントをする人は少数です。
1ヵ月前の「母の日」と比べてみましょう。
■今年の母の日は、いくらくらいの予算でプレゼントをしましたか。
「母の日」にプレゼントをあげなかった人は半数以下です。
プレゼントの予算は「父の日」に比べてわずかに低めですが、「母の日」には何かしらのプレゼントをする人が多いということですね。
今年は、日頃がんばっているお父さんにも心を込めたプレゼントをしてはいかがですか?
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