「野菜炒めでがんになる」ってほんと?病気にならないための調理方法3つのポイント

大人女子ママをザワザワさせているのが「野菜炒めでがんになる」という話題。
単なる噂ではなく、 内閣府食品安全委員会が警告したことで「野菜炒めは危険なの?」「何をつくればいいの?」と困惑する声が続出しています。
そこで、野菜炒めでがんにならない安全な調理方法をご紹介します。
「野菜炒めでがんになる」の信憑性は?
「高温で炒めたり揚げたりした野菜などには発がん性の物質が含まれている」
内閣府食品安全委員会がこんな怖い発表をしたことから、大人女子に衝撃が走りました。
キャベツやピーマンやもやしなど野菜をたくさん食べられる野菜炒めは、体にいい料理の定番。しかも、それほど手間がかからないことから食卓の人気料理になっています。
野菜のシャキっとした食感を残すために、高温でバーッと炒める人も多いでしょう。
その高温調理が「アクリルアミド」という発がん物質を生むことが明らかになったのです。
おいしいフライドポテト!でもリスクが高い!!
アクリルアミドは一般的に、炭水化物を多く含む食材を120度以上で加熱したときにつくられます。
特に、フライドポテトやポテトチップスなどじゃがいもを高温で揚げた食べ物に多く含まれています。また、ビスケットやクッキーなどの焼き菓子にも含まれます。
ところが意外にも、私たちがアクリルアミドをもっとも摂取しているのは高温調理した野菜からだということが判明しました。
【アクリルアミドをどこから摂取しているか】
1位:高温調理した野菜(野菜炒め、フライドポテトなど)……56%
2位:飲料(コーヒー、緑茶、ウーロン茶、麦茶など)……17%
3位:菓子類(ポテトチップ、ビスケット、クッキーなど)……16%
神経質になりすぎるのはNG!
食品から摂取するアクリルアミドはそれほど多くないので、必要以上に恐れる必要はありません。
食品安全委員会も「リスクは極めて低いが、懸念がないとはいえない」というぼんやりした表現をしています。
でも、できるだけリスクは減らしたいですよね。
アクリルアミドのリスクを減らす3つのポイント
1.食材を焦がさない
炒め物をするときは焦がさないよう火力調整を。特に高温調理は短時間で済ませるようにしましょう。
2.煮る・蒸す・ゆでる
炒めたり揚げたりするより、「煮る・蒸す・ゆでる」のほうがアクリルアミドは発生しにくくなります。
3.食材を水にさらす
調理前に食材を水にさらしたり、下茹でしたりすると、アクリルアミドのリスクが減ります。特にじゃがいもは実践したいですね。
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