花粉シーズンはすぐそこ!いまから、すぐ始めたい花粉症対策最前線!!

もうすぐ花粉シーズンがやってきます。
日本人の3~4人にひとりといわれる花粉症は、いまでは国民病のようなもの。毎年、悩まされている人も多いですよね。
花粉症は早めの対策が大切!花粉が飛んでくる前に、しっかり備えておきましょう。
朗報!!今年の花粉は少なめの予想!
花粉症の人に朗報です。
ウェザーニューズによると、今年の花粉飛散量は全国で平均より少なめで、関東では5割減とのこと。
ただし喜んでばかりはいられません。2月上旬には九州・中国・四国・東海・関東から花粉シーズンが始まり、さらにスギ花粉の飛散開始は西日本と東日本で例年より早いと見られています。
のんびり構えていると、今年もまたつら~い症状に見舞われてしまいます。花粉症には早めの対策が必要です。
「風邪かしら」と思ったら花粉症だった!
いままでは大丈夫でも、ある日突然、発症するのが花粉症などのアレルギー。
でも、鼻水やくしゃみといった症状のせいで、しばらくのあいだ風邪だと思い込んでしまう人も多いようです。
花粉症と風邪のちがいは、花粉症は目のかゆみが伴い、鼻水は無色透明で、立て続けにくしゃみが出ること。
また、熱が出ても微熱程度です。花粉症で粘膜が荒れていると風邪もひきやすいので注意しましょう。
花粉症かな?と思ったら、症状がひどくならないうちに病院に行ったほうがいいでしょう。花粉症は鼻炎症状のほかにも、肌あれやかゆみが現れることがあり、美容にも大きく影響してしまいます。
薬は花粉が飛散する前に飲むのが効果的!
一般的に薬というものは症状が現れてから飲みますが、花粉症に限ってはそれでは手遅れ。花粉が飛散する2~3週間前から服用するのが効果的です。
花粉症の薬としてメジャーなのは、抗ヒスタミン剤。
ところが、抗ヒスタミン剤はすぐに効き目が現れるわけではありません。また、一度炎症を起こしてしまうと回復するのに時間がかかります。
花粉症の人でまだ投薬を始めていない人は、すぐに病院に行くことをおすすめします。
眠気がつらい?抗ヒスタミン剤の特徴
抗ヒスタミン剤といえば、眠気が続き、頭がボーっとするといった副作用があることから敬遠する人もいるようです。
強い眠気を及ぼすのは第一世代の抗ヒスタミン剤で、現在はあまり眠くならない第二世代が主流です。
花粉症の薬は市販薬もありますが、副作用の問題もあるので、できるだけ医師に処方してもらうことをおすすめします。
注目度上昇中!「花粉症ボトックス」
最近、花粉症対策で注目されているのが、ボトックスを鼻の粘膜に垂らす「花粉症ボトックス」。ボトックスといえばシワの改善など美容目的のイメージですよね。
花粉症ボトックスにも、美容目的と同様にボツリヌスの毒素を使います。美容目的の場合は注射しますが、花粉症の場合は点鼻するので痛みなく治療できます。
第二世代の抗ヒスタミン剤でも個人差によって眠くなる人がいますが、花粉症ボトックスはそういった副作用がありません。
効果は2週間程度ですが、即効性があるのが特徴。そのため、結婚式やパーティ、会議や受験など大事なイベントがあるときに適した治療法です。
花粉対策にマスク着用は効果大!
値段の高いマスクほど花粉ブロック効果が高いイメージですが、実は大差がないという結果があります。花粉はウイルスと比べて粒子が大きいので、ブロックしやすいのです。
花粉を侵入させないためにマスクはかなり有効!コスパを考えると、安いマスクを毎日使い捨てるのがおすすめです。
試す価値はある!?「バナナ&ヨーグルト」
バナナが、花粉症の自覚症状を抑えるという研究結果があります。
これは筑波大の実験で、スギ花粉症の患者にバナナを食べさせたところ、くしゃみなどの症状がやわらいだとのことです。詳しいことはまだ解明されていませんが、ネット上には「効果があった!」という声が多数あがっています。
花粉症に効果的な食べ物といえばヨーグルトが知られていますが、こちらも効果があった人・なかった人が2分しているようですね。
ただ、バナナもヨーグルトも花粉症の症状が現れる前から食べるのが原則。特にヨーグルトは長期間の摂取が必要と言われています。
どちらもしても、バナナもヨーグルトも美容と健康にいい食べ物。朝食の定番を今から「バナナ&ヨーグルト」にしてみるのもいいかもしれませんね。