厄年の人も、そうじゃない人も!2016年をハッピーに過ごす厄払いのススメ!

新年を迎えるのはワクワクしますね。でも、なかには「2016年は厄年だ……」とちょっぴり不安になる人もいるのでは?
厄年の人は厄払いをすると、すっきりした気持ちになるかもしれませんよ。
2016年をハッピーに過ごすために、大人女子なら知っておきたい古くから日本に伝わる厄年と厄払いについてお届けします。
厄年の数え方は神社仏閣によってちがう!
「厄年」というと、何か良くないことが起こりそうなイメージで嫌ですね。
でも、何歳が厄年なのか、厄年には何をしたらいいのかなど、具体的なことは知らない人も多いのでは?
まず押さえておきたいのは「厄年の数え方は神社仏閣によってちがう」ということ。もし、自分が信じている神社やお寺があるのなら問い合わせて確認するのがいちばんです。
ここでは一般的な事柄についてご紹介します。
一般的な厄年の数え方
厄年は数え年で考えます。
数え年は、基本的に自分の年齢+1歳。生まれたときを1歳とカウントし、元旦で年を重ねるという考え方です。ですから正確には、
・その年の誕生日を迎えるまでは、年齢+2歳=数え年
・その年の誕生日を迎えたら、年齢+1歳=数え年
となります。
<女性の厄年>
(数え年で)19歳、33歳、37歳、61歳
<男性の厄年>
(数え年で)25歳、42歳、61歳
厄年はどんな年なの?
厄年は、災いに見舞われやすい年齢のこと。日本では平安時代あたりから浸透している風習です。
厄年の前年が「前厄」、厄年が「本厄」、次の年が「後厄」となり、この3年間は注意したほうがいいとされています。
特にいちばん大きな厄年が、女性の33歳と男性の42歳。健康面の曲がり角やライフスタイルの節目という捉え方もあり、特に気をつけたい年になります。この年に、厄払いや厄除けをする人も多いようですね。
厄年にしちゃいけないことは?
一般的には、結婚や出産、新築や引越、起業など人生の転機になることは避けたほうがいいといわれています。
でも、3年間も避けることはむずかしいですよね。ですから「厄年だから気をつける」と自分を戒め、軽々しい行いをしないよう自重するのがいいでしょう。
厄年をマイナスに捉えるのではなく、「注意してもらっている」というようにプラスに考えるのがおすすめです。
厄払いはいつすればいい?
厄払いをする時期についても、地域や神社仏閣によってちがってきますが、3つの考え方があります。
・新年に行う
・節分に行う
・新年から節分のあいだに行う
厄払いに行こうと思っている神社があるなら、いつ行えばいいのか問い合わせるのがいいでしょう。
「厄払い」と「厄除け」はどうちがうの?
どちらも災いを除くための儀式です。ふたつのちがいは諸説ありますが、一般的には神社で行うのが厄払い、お寺で行うのが厄除けと使い分けられています。
厄払いの相場はいくら?
厄払いの相場は3,000~10,000円といわれています。
ほとんどの神社では金額の目安が示されているので、参考にするのがいいでしょう。
「お気持ちで」と言われた場合は、5,000円を目安にする場合が多いようです。
厄払いのときの服装は?
厄払いの服装はあまりかしこまる必要はありませんが、カジュアルすぎるのもNG。女性ならワンピースやスーツなど失礼にならない服装で、男性はスーツにネクタイが無難です。
お渡しするお金は、紅白の水引ののし袋に入れ、神社であれば「御初穂料」または「玉串料」、お寺であれば「御布施」と書き、下に自分の氏名を記入します。厄払いには新札を用意するのがマナーです。
厄払いとはちがう「方位除け」って何?
あまり知られていませんが、厄払いのほかに「方位除け」というものがあります。
これは、生まれた年の九星(一白水星、二黒土星など)の星回りの位置に基づき、その年の吉凶を判断し、災いに遭いやすい年に行うものです。
もっとも良くないとされるのが「八方塞がり」の意味を持つ「中央」で、2016年は二黒土星の人が当てはまります。
そのほかにも、北東、北、南西などの方位があり、これらの災いを取り除くのが「方位除け」です。
厄払いと同じように神社で行っているので調べてみるのがいいでしょう。