話題沸騰!!のんびりゆったりするだけで、メリハリボディが手に入る!

いま、注目度ナンバーワンのスポーツといえば、なんといってもスロージョギング!
天皇・皇后両陛下もされているとして脚光を浴びています。
一大ブームまちがいなしのスロージョギング!健康や体力づくりはもちろん、女性に嬉しいいろいろな効果があるようですよ。
誰でもできる!スロージョギングってどんなスポーツ?
運動が苦手な人や体力のない人、また高齢者でも手軽にできるスロージョギング。
その名のとおり、ゆっくりとしたジョギングのこと。その速度は、歩く程度、もしくはそれよりも遅いペースです。
「歩くより遅いジョギング?」と不思議に思う人もいるかもしれませんが、気軽にゆっくり、そしてラクに走り、疲れを感じないことが重要なのです。
目安は、にこにこ笑いながら走れるペース。一緒に走っている人と無理なくおしゃべりができるくらいが理想です。
やらなきゃ損!スロージョギングのすごい効果
歩くペースか、それよりも遅いペースなので、無理なく走り続けることができます。そのため、ラクして運動効果を得られるのがスロージョギングのすごいところ!
一説によると、ゆ~ったり走っても、そのカロリー消費量はウォーキングの1.6倍もあり、ジョギングとほぼ同じとのこと。
実は、カロリーを消費するために速度はあまり関係ありません。長い時間続けることが効果的なのです。
さて、スロージョギングにはいったいどんな効果があるのでしょう。
●ダイエット効果
とっても楽ちんなスロージョギングですが、運動効果はしっかりあるので、その分カロリーを消費してくれます。そして、毛細血管が増えるので代謝が良くなり、痩せ体質になります。
女性にとって気になるのは、スポーツを続けると余計なところに筋肉がついてしまうこと。
でも、スロージョギングは筋肉がつきにくいので安心です。
●アンチエイジング効果
ハードなスポーツをすると、老化を促す活性酸素が発生し、老けてしまう恐れが……。でも、スロージョギングは体に負荷がかからないので、そんな心配はいりません。
コレステロールや中性脂肪、血糖を減らす効果があるので、若々しい体を保つことができます。
●脳の活性化
思考力を司る前頭前野の働きが活発になります。記憶力や思考力、集中力がアップし、やる気が出てきます。認知症の予防にも効果があるといわれています。
●体の活力アップ
基礎体力と免疫力が高まり、風邪をひきにくい体になります。体力がつくことで疲れにくくなり、いままで以上に仕事や趣味、家事をがんばれそうです。
いますぐできる!スロージョギングの方法
スロージョギングの考案者は、福岡大学身体活動研究所所長の田中宏暁先生。田中先生が提唱する方法をご紹介しましょう。
ポイント1:走り出しも大切
まっすぐ立ち、肩の力を抜いてひじを曲げます。体を前に傾けて自然に片足が出たら、そのまま走り出します。
ポイント2:歩幅は小さく
小さな歩幅で、ちまちま走るイメージです。歩幅の目安は10cm程度。かなり小さめです。
ポイント3:笑顔で走れるスピードで
とにかくゆっくりを心がけて。理想のリズムは5秒で15歩~16歩。小刻みに足を動かしましょう。息が上がるようなら早すぎるのでスピードダウンして。腕は軽く曲げますが、大きく振ってはだめです。
ポイント4:着地は指のつけ根で
ランニングだとかかとから着地しますが、スロージョギングは指のつけ根で着地することを意識して。そして、真下に押し出すように足を進めます。地面を強く蹴るのはNGです。
ポイント5:1日30分が理想
理想は1日30分ですが、慣れないうちは10分~15分でもいいでしょう。運動不足を解消したいなら、1日30分×週3回。ダイエット目的なら、毎日30分~40分走るのがおすすめです。
ポイント6:ウォーミングアップは不要
スロージョギングに準備運動はいりません。思いついたときにできるので、とっても手軽。
クールダウンも特に必要ありませんが、長く走ったあとは太ももやアキレス腱のストレッチをするといいでしょう。
どうせならおしゃれに楽しもう!
動きやすければどんな服でもOKですが、せっかくだからおしゃれなランニングウェアを着ると気分が盛り上がりそう!これから寒くなるので、防寒対策も忘れずに。
靴は、靴底の厚いランニングシューズではなく、靴底が薄いほうが地面を足裏で感じることができるため向いているそうです。かかと部分がぴったりフィットし、つま先に余裕があるものがおすすめとのこと。靴は大切なので、自分に合ったものを選びましょう。