
昔から「恋愛と結婚は別物」といいます。でも、燃え上がっているときは、恋愛の延長線上に結婚があると思いがち。
「彼のことが好き」「彼とずっと一緒にいたい」「彼と結婚したい」そう思うのはあたりまえのことですが、やはり恋愛と結婚は別物。恋人には許せることでも、夫には許せないことがあります。
結婚前に、これだけは彼に確認しておきたい10のことがあります。
1 子供を望んでいるかどうか
「結婚もしていないのに子供のことを聞くなんて恥ずかしい」と思うかもしれませんが、最低でも子供が欲しいか欲しくないかは確認しておく必要があります。
あなたは子供が欲しいのに、彼は子供が嫌いという場合、結婚生活は不幸になります。くれぐれも、彼の気持ちが変わるのを期待して結婚することはやめましょう。
2 共働きを望んでいるかどうか
あなたは結婚後も仕事を続けたいと思っていますか? それとも専業主婦を望んでいますか? 子供ができたら、また出産後はどうするつもりですか?
まずは、自分がどうしたいのかをきちんと考えましょう。そのうえで、彼に希望を伝えましょう。仕事は生き方だけではなく、お金に直結します。
もし彼とあなたの希望が大きく食い違っていたら、双方にとって幸せな結婚にはならないかもしれません。
3 収入と貯金はいくらあるのか
お金のことを聞くのは勇気がいります。でも、結婚が恋愛とちがうのは、生活がかかっているということ。彼の収入がいくらで、貯金がいくらあるのかによって、人生設計が大きく変わってきます。
彼の収入によっては子供を持つことができない場合もあるのです。
もし、聞いても答えようとしなければ、人生を共にすることはあきらめたほうがいいでしょう。
4 親と同居するつもりかどうか
結婚後、トラブルになりがちなのが相手の親のこと。彼が長男の場合、いずれは彼の親と同居する可能性が高いといえます。長男でなくても、先のことはわかりません。
彼が将来的に親と同居するつもりなのかどうかは、結婚前に聞いておきたいもの。同居するということは介護問題もついてきます。
聞きにくいことですが、重要な問題です。
5 仕事への考え方
彼がいまの仕事をずっと続けるつもりなのかも確認しておきましょう。転職したい、辞めたい、独立したいなどと考えているようであれば、今後の収入に大きく影響します。
また、転勤の可能性がないかも聞いておきたいところです。
6 両親をはじめ家族や親戚のこと
結婚には、彼の家族や親戚もついてきます。彼の両親がどんな人なのか、親戚にはどんな人がいて、どんなつきあいをしているのかも聞いておきましょう。
彼の家族にはなるべく早く会っておきたいもの。もし彼が家族の紹介を拒むようであれば、かなりあやしいといえます。
7 お正月やお盆の過ごし方
お正月やお盆は必ず彼の実家で過ごさなければならないとしたら、あなたにとってかなりのストレスになりませんか?
甘えん坊の彼の場合、実家にべったりという可能性も……。長期休暇の過ごし方も確認しておいたほうがいいでしょう。
8 趣味について
「実はギャンブル好きだった」「実は大酒飲みだった」など、結婚後に判明する例が少なくありません。ギャンブルもお酒も、あなたがOKであれば問題ありませんが、どうしても許せないこともあるはず。
競馬や競輪などのギャンブルはするのか、お酒はどのくらい飲むのか、煙草は吸うのかなども確かめておきましょう。
9 家事についての考え方
彼は、男が家事をすることをどのように考えているのでしょう。いまはひとり暮らしで仕方なく家事をしているかもしれませんが、「家事は女の仕事」と思っている可能性はありませんか?
共働きの場合、家事の分担は大切な問題。結婚前にしっかり話し合っておきましょう。
10 信仰について
彼や、彼の家族が特別な信仰をしているかどうかも、結婚するうえでは重要な問題。
結婚後、意に沿わない信仰を強制される可能性もあります。
幸せな結婚のための夫選びの法則は?
結婚するよりも離婚するほうが大変だとよくいいます。たしかに離婚は膨大なエネルギーを使い、心身ともに疲れ切ってしまいます。
そうならないためにも、結婚前に彼と十分話し合っておきたいもの。もし、彼が将来の話を拒んだりはぐらかしたりするなら、それはあなたとの結婚を真剣に考えていないということ。
結婚を考えるのなら、少なくとも将来について誠実に答えてくれる人を選びましょう。