読書の秋!読むならやっぱり女子力を上げる本でしょ!!

読書の秋がやってきました。
いつもは忙しくて本なんか読めない人も、せっかくの秋の夜長、たまにはのんびりと読書を楽しんではいかがですか。大人の女性が読書している姿がおしとやかで素敵…
そこで、大人女子におすすめしたい女子力がアップする本をご紹介します。
枯れ気味女子におすすめ!異色のランジェリー・ラブコメ
『フィッターXの異常な愛情』 蛭田亜紗子
次のうちで、あなたに当てはまるものはありますか?
□主食はラーメンとビール
□夕食はいつも夜8時以降
□二十歳のころと比べて5キロ以上太った
□少なくともここ2年は恋人がいない
□脚を組むくせがある
□生理不順
□10代のころから肩凝りに悩まされている
この項目にすべて当てはまるのが、主人公の颯子、32歳。独身で、広告代理店に勤めている。
ある日、ノーブラで出勤したことに気づいた颯子は、目についたランジェリーショップに駆け込む。
そこにいたのは、若くて執事っぽい男性のランジェリーフィッター・伊佐治だった。
彼は辛辣な言葉で、次々と颯子の枯れた生活を言い当てる。むかつきながらも、すすめられたブラをつけたその日から颯子の生き方は変わりはじめる。姿勢が良くなり、肌がきれいになり、振る舞いまでもが美しくなっていく颯子。しだいに伊佐治は、颯子にとってなくてはならない存在になっていく……。
読み終わったら、素敵な下着を買いに行きたくなること必至!そして、新しい恋を始めたくなる!枯れ気味女子におすすめの一冊です。
親友が共犯になる!男を殺すことにした2人の運命は?
『ナオミとカナコ』 奥田英朗
百貨店に就職して7年になる直美は、希望した職種に就けず悶々とした日々を送る。一方、親友の加奈子は結婚し、専業主婦。しかし、夫からひどいDVを受けていた。
「いっそ、二人で殺そうか。あんたの旦那」
直美のこの言葉で、運命は大きく動き出す!
アラサー女子ふたりのハラハラドキドキの殺人劇と逃亡劇!果てしてふたりは逃げ切れるのか!?
ちょっと怖いけれど、運命共同体になれる親友がいるっていいな、と思わせてくれるエンターテイメント小説。
自分の生き方について、そして親友について、改めて考えさせられるかも。
一気読み必至なので、読むのは休日の前日がおすすめです。
反面教師!?枯れ系女子の末路は、干物女?
『石の裏にも三年 キミコのダンゴ虫的日常』 北大路公子
長澤まさみや榮倉奈々もハマっているという人気エッセイスト・北大路公子の爆笑&脱力日記。
北海道札幌で、後期高齢者の両親と暮らす50代の著者。独身で、体脂肪率は40%越え。ビールと相撲をこよなく愛し、雪と冬とキティをこよなく憎む。
「人間その気になれば何度だってやり直せるのよ、昨夜飲めなかった酒だって朝飲めばいいのよ、ということで朝食を食べながらビール。」
「目が覚めたら、枕元に二億円積んでありますように。あるいはアラブの石油王が座っていますように。」
など、酒と妄想まみれの日々を綴っている。
これが枯れ系女子の末路か!と思いながらも、ぐうたらな毎日も意外と楽しそうに見えてくるから不思議。
読みながら笑ってしまうことまちがいなしなので、くれぐれも電車など人目のあるところでは読まないように!おうちでひっそり読みましょう。
猫好き女子にはたまらない!癒し度100%ならこのマンガ
『猫ピッチャー』 そにしけんじ
読売新聞日曜版で人気のマンガ。プロ野球史上初・猫のピッチャーが誕生。その名はミー太郎。
なんせ正真正銘の猫なので、ぽかぽか陽気に誘われてマウンドの上で居眠りしたり、バッドで爪を研いだり、肉球にチクチクあたる人工芝が苦手だったり、天然芝をむしゃむしゃ食べちゃったり……。
嬉しいときは「ニャー」、怒ったときも「ニャー」、お返事も「ニャー」。猫なのでしゃべれません。
とにかくかわいい猫ピッチャー。
猫好き女子や野球女子はもちろん、癒されたい女子やお疲れ女子にもおすすめのマンガです。