黒ずまない!金メッキアクセサリーの選び方

クリスマスや記念日にプレゼントされた、ちょっと特別なアクセサリー。
プチプラや福袋で買ったご褒美アクセサリー。
あっという間に金属部分が黒ずんだり、剥げてしまったり。悲しい気持ちになったこと、ありませんか?意外と知られていない金メッキの基礎知識を知って、賢くアクセサリーを手に入れましょう!
いろんな種類の地金
アクセサリーの地金には、シルバーや金など様々な種類があります。金属の種類によって、特徴や扱い方が違うんです。また、若い女性に人気のピンクゴールドも、金メッキだってご存知でしたか?
金メッキって何?
金と言えばその名の通り、金色で高価なもの。そして、ゴールド100%の純金は、コストも高く、ファッションとして扱いにくい時もあります。そこで、金に他の金属を混ぜて作った合金のカラーゴールドと呼ばれる、イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドなどが作られるようになりました。プラチナとよく混同されるホワイトゴールドも、高価なプラチナの代わりに生まれたものです。
合金しても、完全に色が変わるわけではありません。つまり、カラーゴールドは、高価なものも含めてカラーの金属の膜をコーティングしているということ。
さらにお手頃で買える、ファッショナブルなアイテムとして、シルバーをメッキ加工した商品も。金メッキと一口にいえど、その技術は実に高度で質も様々なんですよ!
ただ、金メッキアクセサリーの中には、「表面のメッキは高級素材(シルバー925など)でも、中の金属は質の悪いものですぐ黒ずんだ」ということもありえるから、侮れません。
金メッキの種類
金メッキは、大きく分けて2種類。薄く金箔をまいたいわゆる金メッキ(GP)と、厚くまいた金張り(GF)です。
●金メッキ(GP)
地の金属の上に、薄い膜で覆って輝きを出す。少しの衝撃や傷に弱く、メッキが剥がれやすいのが難点だが、お手頃価格で買えるのも魅力。シルバーの場合、メッキが剥がれるとすぐに黒くなりやすい。
●金張り(GF)
金メッキより厚いコーティングで剥がれにくいため、中の金属が見えにくくもちがいい。ただし、コーティングが厚い分、中の金属が小さくなり、金属としての価値は下がる。
金メッキはだめ?どの金属がいいの?
金メッキのことを知ると、自分の持っているアクセサリーがどうなのか、知りたくなってきますよね。
でも、金メッキだからダメ、どの金属だから悪いということはありません。ただ、例えば指輪のように、傷がつきやすいけれど長く使いたいアクセサリーは、輝きが保ちやすく丈夫なプラチナがおすすめ。年齢を選ぶトレンドなデザインや摩擦が少ないピアス・ネックレスなら、お手頃で肌馴染みの良いシルバーを選ぶのもいいですね。
今度、アクセサリーを選ぶ時は、金メッキや地金のこともチェックしておけば、すぐに黒ずんで、悲しい思いを避けられるはず!
変色が心配なら
どんな金でも、シルバーでも、長く使っていたり、お手入れが雑だったりするとメッキが剥がれて変色してくるものです。特に宝石の爪部分は、メッキしにくい形状のため、メッキが弱いのだとか。
黒ずむことを活かしたいぶし銀アクセサリーや、ロジウムでしっかり変色防止しているものもありますが、お手入れが面倒、という方は地金がK18かプラチナのものを選んでみましょう。元から白いプラチナや金の含有量が多い18金(K18)は、高価ですが、扱いやすいのも特徴。特に、K18のイエローゴールドなら、変色も目立ちません。
「ちょっと手が届かない」という方は、少しお手頃の10金(K10)なら手が届きやすく、硬くてプラチナより傷が付きにくいのでおすすめ。K18より変色しやすいものの、ご褒美やプレゼントに気兼ねない価格ですし、普段使いしやすいのが特徴です。お気に入りのアクセサリーを賢く、ご褒美ゲットまたはおねだりしちゃいましょう!
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