【ストレスが原因かも!】冬のかゆみ、放っておいても大丈夫?

春までもう少し!でも、寒いこの季節、顔や体のかゆみに悩まされている大人女子が多いようです。
「毎年、冬になると皮膚がかゆくなる」という人がいますよね。乾燥肌だからとあきらめてはいませんか?
たしかに、冬のかゆみの原因で多いのは乾燥です。
でも、乾燥以外にも、じんましんやストレスなどが関係していることもあるのです。

冬はどうして肌がかゆくなるの?
冬に肌がかゆくなるいちばんの原因は、空気が乾燥すること。
皮膚の水分が失われることで、外界の刺激物質が入りやすくなり、またかゆみを感じる神経が敏感になります。
さらに、敏感な肌にとってはマフラーやセーターなどの繊維が刺激になって、かゆみにつながってしまいます。
かゆいところを、ついボリボリとかいてしまったりしますよね。
そのせいで、皮膚表面の角質層が乱れて、さらにかゆみが強くなるという悪循環を引き起こしてしまうのです。
乾燥によるかゆみ対策はお風呂にあり!
乾燥が原因で肌がかゆくなる人は、お風呂の入り方を工夫するだけでよくなる可能性があります。
お風呂は、大人女子にとってキレイの味方!
でも、まちがった入り方をすると「美肌」が「汚肌」になってしまうことも……。
大切なのは、皮脂を落としすぎないことです!
<NGな入浴方法>
×ナイロンのタオルでゴシゴシこする
×熱いお風呂に長時間浸かる
×石鹸やボディソープを使いすぎる
×バスタオルでゴシゴシ拭く
冬の入浴のポイントは、とにかくお肌にやさしく接すること!
<Goodな入浴方法>
〇石鹸やボディソープはよく泡立て、ふんわりと洗う
〇お風呂のお湯は低めにする
〇バスタオルは体に押し当てるように
〇入浴後はなるべく早くボディクリームなどを塗る
試してみるのも手!タモリ式入浴法
タモリさんや福山雅治さんなどお肌がキレイな人が実践しているのが「タモリ式入浴法」。
これは、お風呂に入っても石鹸やボディソープを使わない方法です。
湯船に10分浸かるだけで汚れの80%が落ちるそうで、石鹸やボディソープはいっさい使いません。
人の肌にはさまざまな常駐菌がいて、石鹸などでゴシゴシこすると、良い作用をする菌まで洗い流されて、乾燥や吹き出物などの肌トラブルにつながることも。
福山雅治さんは、乾燥肌だから石鹸やボディソープを使わないといっています。
たしかに、タモリさんも福山雅治さんもお肌がツルツルですよね。
乾燥で肌がかゆい人は、タモリ式入浴法を試してみる手もあり!
抵抗がある人は、首の後ろや耳の裏、脇、デリケートゾーン、足の指だけボディソープを使うのがおすすめです。
乾燥が原因じゃなかった!温熱じんましん
寒い外から暖かい室内に入ったときや、お風呂に入ったときにかゆみが強くなる人は、温熱じんましんの可能性が!
寒暖差によって、皮膚に発疹が出るじんましんです。その特徴は、温まったところにだけ症状が現れること。
□お風呂に入ると、太ももや腕がかゆくなる
□お風呂から上がると、さらにかゆみが強くなる
□ストーブやエアコンの温風を浴びるとかゆくなる
□スポーツなどで汗をかくとかゆくなる
当てはまる人は、温熱じんましんを疑ったほうがいいかもしれません。
温熱じんましんは、絶対にかいてはダメ!発疹が広がって、かゆみが強くなってしまいます。
心配な人は皮膚科を受診しましょう。
ストレスが原因かも!コリン性じんましん
強いかゆみが特徴のコリン性じんましん。
これは汗をかくことで発症するじんましんで、入浴以外にもスポーツをしたり辛い物を食べたり、またお酒を飲んだりすることが引き金になります。
さらに、ストレスや緊張、不安も原因になります。
コリン性じんましんは、皮膚に1センチ以下の膨らみができて、ちくちくとした痛いようなかゆみを伴います。
精神的ストレスやプレッシャーを抱えている人に多く発症するので、リラックスできる環境をつくることが大切です。
症状が出たら写真を撮っておく
かゆみやじんましんが出ても、皮膚科に行くときには治っていることがあるので、症状が出たら写真を撮っておくのがいいでしょう。
皮膚科では、「いつ」「どんなときに」症状が出たのかを説明し、写真を見せることで、正確な診断が出ますよ。
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