ブラックパートはこうして見破れ!!後悔しないパート・アルバイトの見つけ方

パートやアルバイトを探すとき、ほとんどの人が求人サイトをチェックします。
でも、求人サイトだけに頼っていると、希望の仕事を見つけられない場合もあります。パート・アルバイト探しは、自分に合った方法で行うのがベスト。
そして、ブラックパートに引っかからないために、気をつけたいポイントもあります。

「求人サイト」~リアルな情報を入手できる
もっとも利用されるのが求人サイト。インターネット環境があれば、いつでもどこでも探せるので便利です。
そのほかにもいろいろなメリットがあります。
<メリット>
・掲載数が豊富で、旬な情報が得られる
・希望条件を登録すると、一致する求人情報を送ってくれる
・複数の企業に一度に応募できる
求人サイトは探し方が手軽で、応募方法も簡単です。ただし、メリットばかりではありません。
デメリットとして次のようなことがあります。
<デメリット>
・情報が多すぎて、希望に合った求人を見つけにくい
・地方の企業の掲載が少ない
・求人数が1名などの情報が少ない
求人サイトは手軽で情報量が多い反面、希望する条件が見つけにくいことと、地元に密着した求人が少ないようです。
パート・アルバイト探しに求人サイトは外せませんが、求人サイトだけに頼るのではなく、ほかの媒体と併用するのがおすすめです。
「ハローワーク」~地元の求人にも強い
意外と盲点なのがハローワーク。パートやアルバイト情報も掲載されています。
インターネットでも閲覧できるので、活用しないともったいないですよ。
<メリット>
・ハローワークに行かなくてもインターネットで検索できる
・地元の求人情報も掲載されている
・ネット環境がなくてもハローワークのPCで探せる
<デメリット>
・仕事内容などの情報量が少ない
・ハローワークに求人登録しないと閲覧できない企業もある
・応募するときは求人登録が必要
・すでに求人が終わっている場合もある
誤解しがちなのが「ハローワークだからブラック企業はないだろう」ということ。
労働条件など、実際とハローワークへの申請と異なる場合があり、「おかしいな」と思う場合は、ハローワークに相談しましょう。最終的には自分で見極めることが大切です。
「新聞の折り込みや地元のフリーペーパー」~地域密着型情報
とにかく近所で働きたいと考える人には、地元密着の情報が多いのでおすすめです。
<メリット>
・地元に密着した情報がある
・少人数の求人も載っている
<デメリット>
・直接電話をしたり履歴書を送ったりする必要がある
・すでに求人が終わっている場合もある
「知り合いの紹介」~リスクが少ない
ブラックパートのリスクが少ないのが知り合いの紹介。ただし、そうそう求人があるわけではありません。
<メリット>
・労働条件・環境など信頼できる
・知り合いから情報が入る
<デメリット>
・紹介なのでクレームなどを言いにくい
まだある!パート・アルバイトの探し方
■パート・アルバイト募集の張り紙
スーパーやホームセンター、ショッピングモールなどの掲示板に、求人の張り紙が張ってあることがあります。
パート・アルバイトを探しているときは、お店の入り口やお手洗い近くの壁など、注意して見てみましょう。
■自分から聞いてみる
「このお店で働いてみたい」そう思ったら、直接聞いてみるのもひとつの方法。
タイミングしだいでは採用になる可能性があります。
自分に合ったパート・アルバイトの探し方
希望する働き方によって探し方もちがってきます。
フルタイムでバリバリ働きたい人は、情報量の多い求人サイトを優先するのがおすすめ。
職歴や資格などのプロフィールを公開しておくことで、企業からスカウトがくることもあります。
反対に、家事や子育てであまり時間がない人は、地元情報が豊富なハローワークやフリーペーパー、求人張り紙をチェックすると見つけやすいようです。
危険!時給だけで判断しない!!
パート・アルバイトを探すときに優先するのは時給ですよね。でも、時給だけで判断するとのちのち後悔する可能性も。
パート・アルバイトを決めるときは、通勤時間を考慮するのを忘れずに。通勤にかかる時間にお金は出ません。
多少時給が高いからといって遠い職場で働くと、トータルで損をするハメになるし、体も疲れてしまいます。
また、面接のときは交通費について確認しましょう。「交通費支給」と書かれていても、限度額を設けている企業もあります。全額支給かどうか事前に確かめるのが大切です。
ブラックパートを見破るために!
ブラックパートが問題になっています。見破るのはなかなかむずかしいですが、いくつかの方法があります。
×いつも求人している
辞める人が多いということ。長く勤めているパート・アルバイトが多いほど、安心して働ける会社といえます。
×求人情報に曖昧なことしか書いていない
→「誰でもできる簡単なお仕事です!」など曖昧なことしか書いていない求人には要注意。きちんとした企業は、求人情報の内容もきちんとしています。
×時給が高すぎる
→平均と比べてあまりにも時給が高い求人には、簡単に飛びつかないようにしましょう。求人情報の内容とちがう可能性もあります。面接のときに確認することが大切です。
ブラックパートに引っかからないように、企業名をネット検索したり、お店であれば事前に訪ねて雰囲気を確認したりするのもおすすめです。
面接のときに「パートの皆さんは長く勤めているんですか?」などと聞いてみてもいいでしょう。
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