結婚しているかは無関係?!1ヶ月の貯金はどれくらい?大人女子の貯金事情

大人女子の皆さんは月にどれくらい貯金をしていますか?また、周りの人たちが月にどれくらいの貯金をしているのか、気になりませんか?
今回は、①「自分の収入から月いくら貯金をしているのか(20~49歳までの男女1000人を対象)」・②「配偶者と合わせて月にいくら貯金をしているのか(20~49歳までの女性1000人を対象)」というふたつのアンケート調査を行いました。

◆①「自分の収入から月いくら貯金をしているのか」
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◆②「配偶者と合わせて月にいくら貯金をしているのか」
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男女間での貯金額にそれほど差はない
グラフ①「自分の収入から月にいくら貯金をしているのか」というアンケート調査の結果をみると、男女間での月の貯金額に大きな差は出ていません。
◆自分の収入から月にいくら貯金をしているのか(男女比)
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貯金額が多くなればなるほど差はでていますが、「5千円未満」「5千円縲鰀1万円未満」「3万円縲鰀5万円未満」、までの貯金額では目立った男女差はなく、ほぼ票数も同じです。
男性の方が収入は多いと考え、「5万円以上」の場合に男性の貯金額が増えているのは予想できます。
一方で「貯金自体をしていない」と答えた人数は男性の方が多かったので、お財布を計画的に管理するのはやはり女性の方が得意なのかも・・。
貯金額は夫がいるかは関係ない?!
また、比較人数は変わりますが、①配偶者がいるかいないか関係なく調査した女性の貯金額と②既婚者の女性の貯金額で、大きな差がなかったのは面白い結果ではないでしょうか。
その理由としては、収入に左右される面もあるはずですが、一人当たりの生活費は家族が増えても変わらないということがいえると思います。
また、夫婦の場合、お財布の管理が別で、家庭に入れていない貯金(へそくり)というのがあるのかもしれません。
実は多い?!貯金をしていない人
今回、調査をした①と②のふたつのアンケートで、どちらも全体の回答数の約20%が「貯金をしていない」でした。
それぞれ年代の内訳を見てみると、既婚していてもしていなくても「貯金をしていない」と答えているのは、40代が1番多く驚きです。受験や学費など、子育てで一番忙しい人が多いからでしょうか。
その後は40代に次いで30代20代と続きます。20代のうちは収入が多くない、友人知人の結婚式などの想定外の出費に控えるなど、貯金に対する意識が高いのかもしれませんね。
◆自分の収入から月にいくら貯金をしているのか(年代別)
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出費と貯金のバランス、とれてる?
生活をしていく上で、お金はとても重要ですし、思わぬところで出費が生じてくることもよくある話です。
そういった事態に備えるためにも貯金は必要だとは思いますが、いつ必要になるかわからない経費のために貯金はしたくないと考える方もいるかもしれません。
とはいえ、性別や年代に関わらず、何かがあったときのために貯蓄を蓄えるのは大切なことです。
特に、ファッションや化粧品代、自分への投資にお金を掛けている方は、そこを見直すだけでも貯金額を増やすことができます。
貯金をしている方もしていない方も、ご自身の生活に支障がでない程度でしっかり蓄えを増やしていきましょう。
貯金をする目的を見直そう☆
貯金の目的と節約についてのアンケートでは、貯金をしている人が、生活をしていく上での必要経費をいかに少なくするかで節約をして、欲しいものだけでなく、これからの生活を豊かにする目標を持って貯金をしているのかがわかりました。
今回は、皆さんが実際にどれくらいの金額を貯金しているのかが垣間見えたのではないでしょうか。
貯金額に既婚の有無はほとんど関係ないようで、金額に大差がなかったという点について、筆者は個人的に驚きました。
貯金を続けている人も、もしも目の前に目標がなくて貯金ができないという方でも、何のために節約をし、何のために貯金をするのかを今一度考えてみましょう。
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