いまさら聞けない!2015年ニュースを賑わせたトレンドワードたち!!

大人女子のマナーとして、最低限の時事問題は把握しておきたいもの。
でも「いまさら人には聞けない」「聞いたことがあるけど意味がわからない」そんなことも多いのでは?
そこで、2015年にニュースを賑わせたキーワードをおさらいし、今年1年を振り返ってみましょう。
大人女子ならこれだけは押さえておきたい時事問題
2015年の流行語大賞は「爆買い」と「トリプルスリー」でした。このほかにもニュースを賑わせたワードはたくさんあります。あなたはきちんと説明できますか?
「マイナンバー」~いよいよ制度がスタート!
皆さんはすでにマイナンバーの通知カードを受け取っていますよね。もうご存知だと思いますが、マイナンバーは国民ひとりひとりに割り振られる番号のこと。
もともとは、社会保障と税金を統一することで税金をしっかり徴収するために誕生したものでした。
番号で一括管理すれば、行政側のミスが防げ、さらにもろもろの手続きも簡素化されるというメリットもあげられました。
2016年1月から、社会保障、税金、災害対策でマイナンバーが使われることになりますが、個人情報の漏えいに関するリスクが指摘されています。
「9条」~小学生でも知っている憲法のこと!
今年は「9条守れ!」という言葉をよく耳にした1年でしたね。9条とは、もちろん日本国憲法第9条のこと。
憲法三大原則のひとつ「平和主義」を規定したもので、第1項では「戦争の放棄」、第2項では「戦力の不保持」と「交戦権の否認」を定めています。
つまり、「戦争をしない」「戦力を持たない」「戦争をする権利を認めない」ということの解釈や新たな法案について論議がなされているのです。
「安保法案」~無関心は恥ずかしい!
「9条」とセットともいえる「安保法案」。正しくは「安全保障関連法案」といいます。「戦争法案」とも呼ばれ、賛否両論がありましたが、今年9月に成立しました。
「安保法案」は、ひとつの新案「国際平和支援法案」と、10の法改正からなります。
特に問題とされているのが、集団的自衛権の行使が可能になること。日本が攻撃を受けていない場合でも、アメリカなどの同盟国が攻撃を受け、それによって日本に危険が及ぶ場合、日本は武力を行使することができます。
また、自衛隊の活動範囲が大きく広がることも論点となりました。「安保法案」は2016年も議論が続きそうです。
「プレミアム商品券」~あなたは利用しましたか?
額面より安く購入できる商品券のことで、例えば1万1千円分の商品券が1万円で手に入ります。上乗せ分のプレミアムは税金を利用しています。
自治体ごとの商品券なので、基本的にその地域でしか利用できませんが、かなりお得なことから早々に完売する自治体がほとんどでした。
地方の経済活性化が目的でしたが、その効果は限定的だったという声が多かったようです。
「下流老人」~女性の6割が非正規のいま他人事じゃない!
生活困窮者を支援する「NPO法人ほっとプラス」代表理事の藤田孝典さんの著書から誕生した言葉。
生活保護レベルで暮らす高齢者か、その可能性がある高齢者のことを差します。
東京の場合、生活保護基準は13万円なので、年収156万円以下の人や、将来その可能性がある人は下流老人に当てはまります。
非正規雇用が増加しているため、他人事ではないという悲鳴が続出しています。
「熟成肉」~赤身肉をよりおいしく食べたい!
「ドライエイジングビーフ」とも呼ばれます。室温0~4度、湿度80%前後の熟成庫で14~35日ほど寝かせることで、アミノ酸やペプチドなどの旨み成分が増え、また肉質がやわらかくなります。
日本でのブームの背景には、健康志向から霜降りより赤身肉の人気が高まり、その赤身肉をよりおいしく食べたいという消費者ニーズがあるようです。
「相席居酒屋」~勇気を出して行ってみては?
見知らぬ男女が相席になる居酒屋。飲食代は基本的に男性側が支払い、女性側は無料になるケースがほとんどです。
合コンや街コンとちがって予約や申し込みの必要がなく、思い立ったときに行ける気軽さが受けているようです。
クリぼっちを避けたい大人女子は、相席居酒屋に行く手もありかもしれませんよ。