脱・三日坊主!自分にぴったりの家計簿を見つけて、お金を味方にしよう!

「給料日前はいつもお金が足りなくなる!」「全然貯金ができない!」
そんなお金の悩みを解決しようと、家計簿にトライしたことはありませんか?
家計簿が節約に役立つとわかっていてもなかなか続かず、いつも三日坊主に……という人は多いようです。
ひと口に家計簿といっても、いろいろな種類があります。自分にぴったりの家計簿を見つけて、節約上手をめざしませんか?
家計簿にも相性がある!
毎年、新年を迎えるたびに家計簿を始める人がいますね。でも、長くても1~2ヵ月しか続かず、結局、挫折するパターンが多いようです。
いまは、家計簿といっても多種多様。定番の紙タイプをはじめ、PCのソフト、スマホのアプリ、なかにはエクセルで作る人もいます。家計簿を続けるためには、自分と相性のいいタイプを見つけることが大切。
新年までまだ時間があるいまのうちにいろいろな家計簿を試して、自分にぴったりの方法を見つけてはいかがですか?
なぜ家計簿に挫折したのか考えよう!
いままで何度も家計簿にトライし、そのたび挫折した人は、その理由を考えてみましょう。
途中で面倒になったから? 家計簿をつける時間がなかったから? レシートを取っておかなかったから? それとも家計簿をつけても節約できなかったから?
圧倒的に多いのは「面倒になったから」だと思います。
家計簿は項目にこだわりすぎると面倒になる!
家計簿の項目には、
・食費
・水道光熱費
・被服費
・教育費
・娯楽費
・交際費
などたくさんあって、家計簿初心者はどれに振り分ければいいのかわかりませんよね。この項目が、高いハードルになっています。
家計簿に正解はありません。自分の家計簿なのだから、自分で項目を設定しましょう。
無駄遣いが気になる項目だけをつける!
何に無駄遣いをしているかは人によってちがいます。
外食しすぎていると感じる人は外食費だけをつけ、洋服や化粧品にお金を使ってしまう人は被服費と美容費だけをつけましょう。
それなら、さほど面倒ではありませんよね。
この場合、わざわざノートや家計簿ソフトを用意する必要はなく、スケジュール帳やスマホにちょこちょこっと記録できるので手軽。
家計簿の目的は、何にいくら無駄遣いをしているか知ることなので、こんなお手軽な方法でも効果はありますよ。
無駄遣いを抑えるための3項目分類!
よくいわれるのが、出費は「消費」「浪費」「投資」の3つに分けられるということ。その割合は、消費:70%、浪費:5%、投資:25%が理想的だとされています。
同じ食事でも、毎日食べるお米やパンは消費ですが、おやつ代わりについ買ってしまった甘い菓子パンは浪費になります。
資格取得のテキストや勉強会の参加費は、そのときには出費になりますが、将来的にプラスになるので投資に分類されます。
3項目で分類していくと、お金を使うとき「これは投資か、それとも浪費か」と考える習慣がついて、自然と無駄遣いをセーブできますよ。
時間がない人はお手軽スマホアプリを活用!
さまざまな家計簿ツールがありますが、おすすめは家計簿アプリ「ReceReco(レシレコ)」。
スマホでレシートを撮影するだけでデータを読み取ってくれるので、面倒な入力の必要はなし。品名はもちろん、店名や電話番号までかなりの精度で読み取ってくれます。あとは費目を設定するだけ。
しかも、データがグラフ化されるので、何にいくら使っているのか一目瞭然。
これなら、移動中の時間を利用してできるので忙しい人にぴったりです。
●ReceReco(レシレコ)
http://www.brainpad.co.jp/recereco/
全自動で家計簿を作ってくれるアプリもある!
面倒だし時間がないけど、完璧な家計簿をめざしたい人には「マネーフォワード」がイチオシ。
レシートを撮影するだけでデータを読み取ってくれる機能に加え、利用している銀行やクレジットカードと連携もできるすぐれもの。しかも使っている人は、月額平均11,000円の節約を実感しているそうです。
●Money Forward(マネーフォワード)
https://moneyforward.com/
「これならできそう!」と感じるのが相性のいい家計簿
自分には向かないな、と感じたら、別の家計簿を試してみましょう。
無理をして続けると、家計簿をつけること自体がストレスになるので、「これならできそう」と思う方法を見つけましょう。