初めてのしつけで変わる!ペット(犬)と人のコミュニケーションで大切なこと…ペットハウツー④

犬を飼うことになったら、必ず「しつけ」をしなければなりません。しつけは犬と犬の周りの人間が幸せに暮らすために必要不可欠です。
そこで今回はどのような心構えでしつけをすれば良いのかをご紹介したいと思います。
今現在、すでに犬を飼育しているという大人の皆さんも、今一度しつけのあり方を振り返るきっかけになればと思います。
しつけはペットと飼い主の幸せに欠かせない!けれども…
しつけと言えば「オスワリ」や「オテ」などを連想される方も多いと思いますが、子犬から育てるならもっと大切なことがたくさんあります。
たとえば、噛み癖のある子犬を飼う場合、しっかりとしつけをしなければ成犬になってからも人や物を噛んでしまう可能性があります。
噛み付いたモノがおもちゃなら良いですが、これがたまたま居合わせた子供やドッグランにいた子犬、他人の大切にしている物だったらどうでしょう?
大半の場合は謝って済むことはありませんし、その責任はもちろん飼い主に降りかかります。
先に書いた、犬と犬の周りの人間が幸せに暮すため、という言葉の意味もそこにあります。
噛み癖や吠え癖の直し方、オスワリやオテなどの教え方でなく、今回は大人女子ならではのペットとの向き合い方を学んでおきましょう。
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ハウツー①「初めてペットを飼いたい!まずはどこで探したらいいの?」
しつけをする時に1番重要なのは犬を怖がらせないこと
犬が悪いことをした時、思いっきり叩いてしつけると言う方がいます。未だにそんなことをしている人がいることにもビックリなのですが、しつけの際はできるだけ手を上げてはいけません。
なぜなら「叩いてしつける」という行為は、タイミングがとても難しいからです。基本的に叩いてしつけるということは現行犯のタイミングで行わないと意味がありません。
つい数分前のことでも、目を話している隙にしてしまったいたずら等が原因で手を上げてしまった場合、犬はどうして叩かれているのか、どうしてご主人が怒っているのかが理解できないのです。
何より、その間違ったタイミングで叩くしつけをしてしまうと、犬は人の手を異常に怖がる様になってしまい、撫でようとした時にすら怯えてしまうかも知れません。
また、叩かれたことによって人に対する恐怖心が残ってしまい、それ以上の信頼関係を築くことが難しくなることも考えられます。