日本人は遠慮しがち?!セカンドオピニオンの上手な受け方を知ろう!

現在ではかなり一般的になったといえる「セカンドオピニオン」。
でも、アメリカなどに比べるとまだ普及したとはいえず、そもそもセカンドオピニオンの意味を正しく理解していない人も多いようです。
自分や家族の大切な命を守るためにも、セカンドオピニオンについて知っておきましょう。
誤解している人が多い!セカンドオピニオンのほんとうの意味
セカンドオピニオンとは、主治医以外の医師に、診断や治療方針についての意見を聞くことです。
「第二の意見」を聞くことによって、患者はより良い医療と納得のいく治療を選択できるようになります。
セカンドオピニオンの考え方は、1970年代にアメリカで生まれました。アメリカでは診察後に「セカンドオピニオンは受けますか?」と医師が確認するほど一般的になっています。
よく、主治医や病院を変えることをセカンドオピニオンだと思っている人がいるようですが、それはまちがい。
セカンドオピニオンはあくまで主治医がいてこそ成立するものです。単に医師や病院を変える場合は、転医・転院といいます。
セカンドオピニオンを受けたほうがいいケース
ワシントン大学医学部では、以下のようなケースではセカンドオピニオンを受けるのが適当としています。
●外科手術をすすめられたとき
●医師の診断ないし提案が疑わしいとき。または、処方された治療に不満があるとき
●命にかかわる健康状態であると診断されたとき
●もっと簡単な処置が可能であるのに、非常に危険をともなう処置や侵襲性の高い処置をすすめられたとき
●長期にわたる薬剤使用や治療を指示されたとき
●医師が診断を下せないとき。または、処方された治療で症状が改善しないとき
≫医師はセカンドオピニオンを不快に感じていない?
公開日:2016/02/09
2017.05.26UP 新着心理診断