夏バテが女をダメにする!夏に女子力を磨く7つの法則

夏の疲れが溜まり、夏バテ女子が続出しています。
だるい、疲れる、やる気が起きない……。こんな症状を放っておくと、いつのまにか「お肌はぼろぼろ」「お腹はぽっこり」の夏ブスになっているかも!
夏バテには早めの対処が必要です。
夏バテの原因と症状は?
「夏バテ」。夏になるとあたりまえのように口にしていますが、もともとは夏の疲れが溜まった秋の体調不良に使われていた言葉でした。
夏バテにはこれといった定義はなく、暑さによって体力が消耗したり、体調を崩したりすることをいいます。
夏バテの症状は、食欲不振、疲労感・倦怠感、思考力・集中力の減退のほか、頭痛や吐き気、めまい、微熱といったものまであります。
夏バテの原因は、大きく3つに分けられます。
1.自律神経の乱れ
外はじりじりと焦げるように暑く、エアコンが効いた室内はひんやりと肌寒く、激しい温度差にさらされる夏。この温度差が、脈拍や呼吸、体温などを調整する自律神経に負荷をかけ、バランスを崩します。そのため、めまいや頭痛、食欲不振、だるさといった症状が現れます。
2.ミネラルの不足
夏は自分で感じる以上に汗をかくため、水分とともにミネラルも失われます。ミネラルは体の代謝に重要な働きをするので、不足するとエネルギー効率が低下し、だるさや疲れなどを感じやすくなります。
3.胃腸の働きの低下
暑いと体温が上がり、胃腸への血流が少なくなるため、消化機能が低下します。また、冷たい飲み物を摂りすぎることで、胃腸の温度が急激に下がり、胃の働きや消化が悪くなります。そのため、食欲不振を引き起こします。
夏バテに打ち勝つ7つの法則
毎日の生活をちょっと見直すだけで夏バテは予防できます。すぐにできることばかりなので、今日からでも取り入れてみてはいかがでしょう。
1.ビタミンB1を意識して摂る
夏バテ予防に意識して摂りたいのが、疲労回復効果のあるビタミンB1。ビタミンB1は水に溶けやすいので、汗をかく夏は不足しがち。ビタミンB1を手軽に摂るなら、豚肉や生ハム、大豆や枝豆がおすすめ。
にんにくやにらに含まれているアリシンが、ビタミンB1の吸収を高めてくれるので、疲れを感じたときは豚キムチや豚肉のガーリックステーキでビタミンB1を効率的に摂取しましょう。
2.火を通した料理を食べる
暑いときは、冷たくてさっぱりしたものを食べがち。ところが、エアコンの影響で体のなかは思ったよりも冷えています。これが「夏の冷え性」と呼ばれるもの。
体の冷えは、むくみや便秘など体調不良を引き起こします。火を通した料理を食べることで、体のなかを温めましょう。しょうがを上手に取り入れるのもおすすめです。
3.冷たい飲み物を避ける
暑い日に冷たい飲み物が欲しくなるのはわかりますが、できるだけ避けたいもの。冷たいものを飲むと胃腸が冷え、血流が悪くなります。特にエアコンが効いた室内では、温かいものか常温の飲み物で水分補給するようにしましょう。
4.甘酒でエナジーチャージ
冬のイメージが強い甘酒ですが、実は夏の季語。江戸時代から夏の飲み物として広く飲まれてきました。甘酒はブドウ糖やビタミン類を豊富に含み、「飲む点滴」と呼ばれています。また、腸の働きを良くする働きもあります。「夏バテかな」と思ったら、甘酒で栄養補給しましょう。
5.体を動かして汗をかく
炎天下で激しいスポーツをするのはNGですが、軽く体を動かすことで自律神経のバランスが良くなり、夏バテ予防に効果があります。早朝や夜の気温が低い時間帯に、ウォーキングなどで適度に汗をかくのがおすすめ。
暑いから動きたくない気持ちはわかりますが、だらだらしているあいだにも脂肪は増え、筋肉は落ちていきますよ。
6.ぬるめのお風呂に入る
汗が出るからといってシャワーだけで済ませていると、血行が悪くなり、老廃物が溜まってしまいます。夏バテ予防には、少しぬるめの38度くらいのお湯に20分ほど浸かるのが効果的。副交感神経が働いてリラックスでき、寝苦しい夜もぐっすり眠れるようになりますよ。
疲労回復と冷え予防の効果も期待できます。
7.エアコンに当たりすぎない
夏バテを予防するには、温度差の激しい環境を避けることが大切。エアコンの効いた室内にいるときは上着を一枚はおるようにしましょう。
また、家にいるときはエアコンの設定温度を28度にしましょう。少し暑く感じるかもしれませんが、体にとっては負担の少ない理想的な温度とされています。寝るときは、オフタイマーをセットするようにしましょう。
「夏太り」も夏バテが原因だった!?
最近、「夏太り」と「夏のむくみ」に悩む女性が増えていますが、これらも夏バテが原因です。冷たい飲み物やエアコンによって冷えが起こると、血流が悪くなってむくみやすくなります。また、代謝が落ちるので太りやすい体質にもなります。
すっきりとした心と体で秋を迎えるためにも、しっかりと夏バテ予防をしたいですね。